本年度も第29回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会学術集会にあわせて、「第6回呼吸ケア指導スキルアップセミナー」を開催いたします。今回、座学講習は「慢性呼吸器疾患の緩和ケアの実際」と「呼吸不全の管理のポイント」をテーマに2つのコースを企画いたしました。また、実技講習は昨年も好評をいただいた「実践吸入指導コース」と「人工呼吸ハンズオンセミナー」を行います。「実践吸入指導コース」は基礎コース(コース1:それぞれの職種技能を活かした吸入支援の基本)とアドバンスコース(コース2:それぞれの職種技能を活かした吸入支援の発展)の2つのコースを設置し、受講者のスキルにあった講習を実施する予定です。いずれの講習も呼吸ケアに携わる全てのスタッフを対象とした内容になっております。実技、座学ともに半日ずつのプログラムになっておりますので、お一人2コースまでの受講が可能です。皆様のご参加をお待ちしております。

第6回呼吸ケア指導スキルアップセミナー実行委員長
呼吸ケア指導士認定委員会委員長
桂  秀樹

当日のご案内(PDF)

座学1 | 座学2 | 実技1 | 実技2 | 実技3

 

開催日

2019年11月10日(日)

会場

名古屋国際会議場
〒456-0036 名古屋市熱田区熱田西町1番1号 TEL:052-683-7711

対象

医師、歯科医師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、栄養士・管理栄養士、
薬剤師、放射線技師、言語聴覚士、臨床工学技士、臨床検査技師、介護福祉士、
その他の呼吸ケア領域で専門職種として活動できる立場の人

プログラム

1.【座学1】「慢性呼吸器疾患の緩和ケアの実際」

企 画:桂  秀樹(東京女子医科大学八千代医療センター呼吸器内科)
日 時:2019年11月10日(日)9:30~12:40【受付9:00開始】
受講料:5,000円(※テキスト・昼食 別途)
定 員:150名

◆プログラム内容
・慢性呼吸器疾患の緩和ケアの考え方とわが国における現状と問題点
 桂  秀樹 (東京女子医科大学八千代医療センター呼吸器内科)
・呼吸不全の終末期管理の実際 Advance Care Planningを含めて
 福井 基成 (北野病院呼吸器内科)
・終末期の呼吸困難対策
 吉澤 孝之 (医療法人社団愛語会 要町病院呼吸器内科・日本大学医学部呼吸器内科学分野)

2.【座学2】「呼吸不全の管理のポイント」

企 画:西村 直樹(聖路加国際病院呼吸器センター呼吸器内科)、
    大方 葉子 (公益社団法人勤医協中央病院地域連携・患者支援センター)
日 時:2019年11月10日(日)13:30~16:40【受付13:00開始】
受講料:5,000円(※テキスト・昼食 別途)
定 員:150名

◆プログラム内容
・急性呼吸不全
 西村 直樹(聖路加国際病院呼吸器センター呼吸器内科)
・慢性呼吸不全
 茂木  孝(臨床呼吸器疾患研究所・呼吸ケアクリニック東京)
・呼吸不全のケアのポイント
  ・呼吸不全患者の看護ケア~患者のセルフマネジメントを引き出すために~
   大方 葉子(公益社団法人勤医協中央病院地域連携・患者支援センター)
  ・理学療法士の立場から
   宮本 直美(畿央大学健康科学部理学療法学科)

3.【実技1】【実技2】「実践吸入指導コース」

企 画:吉村 千恵(日本赤十字社大阪赤十字病院呼吸器内科/吸入療法のステップアップをめざす会)

日 時:「実践吸入指導1」:2019年11月10日(日)09:00~12:30【受付08:30開始】
    「実践吸入指導2」:2019年11月10日(日)13:30~17:00【受付13:00開始】
受講料:5,000円(半日)、10,000円(1日)(※テキスト・昼食 別途)
定 員:各コース48名(医師および吸入支援に携わる全ての医療職対象)

◆プログラム内容
実践吸入指導1:それぞれの職種技能を活かした吸入支援の基本
リハビリテーションや看護ケア、処方決定や変更提案をする前にチェックするポイントを忘れていませんか? 
吸入支援の基礎から、多職種での連携の取り組み方まで考えながら学びます。
(新規薬含めデバイス体験も行います。)
総合司会:篠永  浩(三豊総合病院薬剤部)、荒川裕佳子(KKR高松病院呼吸器内科)
講演①東元 一晃(鹿児島市立病院呼吸器内科)「COPDの基本 医師が行う支援」
  ②竹村 充代(市立吹田市民病院薬剤部)「COPD薬剤の基本 薬剤師が行う吸入支援」
  ③斎藤 修平(大垣市民病院看護部)「COPD患者ケアの前に看護師が行う支援」
  ④小泉 亮平(日本赤十字社大阪赤十字病院リハビリテーション科)
        「COPD患者へ理学療法士が行う吸入支援」

実践吸入指導2:それぞれの職種技能を活かした吸入支援の発展
多職種での支援経験をもとに、病院から在宅医療まで、難渋症例への実践的な対応を学びます。
コース1を学んだ方、あるいは吸入支援を日常的に行なっている方が対象です。
コース1および2を同時に受講することも可能です。
総合司会:小熊 哲也(おぐまファミリークリニック)
講  演:佐藤  晋(京都大学医学部附属病院リハビリテーション部呼吸器内科)
「なぜ吸入支援で難渋するのか?~COPD患者についておさえておくべきこと~」
パネルディスカッションと実技
   ①小熊 哲也(おぐまファミリークリニック)
「吸入難渋例とその対応(在宅医)」
   ②石川 太朗(碧南市民病院看護部・看護師)
「訪問看護師と共に行う在宅支援」
   ③菅原  章(医療法人あかね会・作業療法士)
「吸入支援 難渋症例への対応 ~作業療法士の視点から環境調整を考える~」
   ④伊藤  光(平松内科・呼吸器内科・小牧ぜんそく睡眠リハビリクリニック・薬剤師)
「吸入支援 難渋症例とその対応ー院内薬剤師の立場からー」
   ⑤大松 峻也(公益財団法人結核予防会複十字病院呼吸ケアリハビリセンター・理学療法士)
「吸入支援 難渋例に対する対応~理学療法士の視点から~」

4.【実技3】「人工呼吸ハンズオンセミナー」

企 画:陳  和夫(京都大学大学院医学研究科呼吸管理睡眠制御学講座)
日 時:2019年11月10日(日)13:30~17:00【受付13:00開始】
受講料:6,000円(※テキスト・昼食 別途)
定 員:60名(医師および呼吸管理機器に携わるメディカルスタッフ)

◆プログラム内容
・挿管・気管切開下の人工呼吸管理
  横山 俊樹(公立陶生病院呼吸器・アレルギー疾患内科)
  野口 裕幸(CE野口企画)

・慢性呼吸不全のNPPV療法
  坪井 知正(国立病院機構南京都病院呼吸器科)
  角  謙介(国立病院機構南京都病院呼吸器科)

・急性呼吸不全のNPPV療法、ネーザルハイフロー
  富井 啓介(神戸市立医療センター中央市民病院呼吸器内科)
  永田 一真(神戸市立医療センター中央市民病院呼吸器内科)

・NPPV患者の管理(マスクフィッティングなど)
  石原 英樹(八尾徳州会総合病院呼吸器内科)
  竹川 幸恵(大阪府立病院機構大阪はびきの医療センター看護部)

受講料・テキスト代・昼食について

  時間 費用(税込)
【座学1】慢性呼吸器疾患の緩和ケアの実際 09:30~12:40 5,000円
【座学2】呼吸不全の管理のポイント 13:30~16:40 5,000円
【実技1】実践吸入指導1 09:00~12:30 5,000円
【実技2】実践吸入指導2 13:30~17:00 5,000円
【実技3】人工呼吸ハンズオンセミナー 13:30~17:00 6,000円
テキスト 1,000円
お弁当(パック茶付) ※ご希望者のみ 12:00~14:00 1,100円

※テキストはお一人1冊ご購入いただきます。
 1冊に【座学1】【座学2】【実技1】【実技2】【実技3】すべての講座を掲載いたします。
※会場周辺はお食事をとれる場所が限られるため、ご希望者へ昼食のお弁当を手配いたします。
 お弁当は、上記時間内に昼食会場内で召し上がっていただきます。
※テキスト、昼食(お弁当)ともに、参加申込画面にてお申し込みください。

募集期間

2019年7月16日(火)~10月31日(木)
※定員に達し次第締め切りといたします。

申し込み方法

下記の「参加申込」ボタンより、事前にお申し込みください。
※当日のお申し込みはお受けできません。

申込フォーム
締め切りました。

受講料・テキスト代・昼食代は、お申し込み後、10日以内に下記の口座へお振り込みをお願いいたします。

みずほ銀行 本郷支店(店番:075)普通4026340
口座名義:一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
シヤ)ニホンコキユウケアリハビリテーションガツカイ

※振込人名義は「申込番号(5桁の数字)+氏名(カタカナ)」を入力してください。
 例:20016コキュウタロウ
※お振込手数料はご負担ください。
※申込者の氏名と振込人名義が異なる場合や、複数名分をまとめてお振り込みされる場合は、
 事前に下記のお問い合わせ先までご連絡ください。

当日は、ご入金を確認後にお送りするメールを受付にご提示ください。
「ネームカード(領収証)」「テキスト」「お弁当の引換券(申込者のみ)」をお渡しします。

 

キャンセルについて

お申し込みをキャンセルされる場合には、下記のお問い合わせ先までメールにてご連絡ください。
なお、一度お振り込みいただいた受講料・テキスト代・昼食代の返金には応じられませんのでご注意ください。

主催

一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
呼吸ケア指導士認定委員会
呼吸ケアスキルアップセミナー実行委員会

後援

一般社団法人日本呼吸器学会
NPO法人吸入療法のステップアップをめざす会

単位の取得について

・呼吸ケア指導士認定更新単位:20単位/1日、10単位/半日
 ※非会員は単位付与対象外ですが、第29回学術集会でご入会された場合には対象となります。
・3学会合同呼吸療法認定士認定更新単位:25単位/1日、12.5単位/半日
・遅刻・早退は認めません。時間に余裕をもってお越しください。